Pokara(ポカラ)からツーリスト・バスで約7時間の首都Kathmandu(カトマンズ)。
混雑した道路、埃と排気ガス、人の数はネパールで一番だと思う。
幾つか候補にしていた宿はあるが、一軒目のMustang Guest House(ムスタン・ゲストハウス)に
到着するや、日本人のユウヤ君が部屋のシェアを申し出てきた。
別に断る理由もないので、シェアすることにした。
僕の滞在した部屋にはベット二つ、テーブルと大きな窓があり、
シャワーは共同だがホットシャワーが使える。
ここの主人は日本に8年住んでいたとのこと、日本語も上手だった。
それにしても、日本在住歴のあるネパール人はとても多い。
しかも皆、長期で働いていたりする。
Kathmandu(カトマンズ)の露天風呂屋の日本人経営者と話す機会があったのだが、
この国では貧乏でもよければ年3万円で暮らせるそうだ。
皆、税金も払わないらしいし、仕事もホドホドで充分とのこと。
この経営者の親父は70歳、日本で35年サラリーマンをし、
早期退職と同時にNepal(ネパール)の山の魅力に惹かれて移り住んだらしい。
この話好きの親父の話は、中々面白く、奥深かった。
特に、現在の日本や他の先進国の時勢に対する話は、
日本で35年も会社一筋で働いていた人の意見とは思えなかった。
この親父の意見としては、
「日本人は金儲けにばかり躍起にならず、もっと脇目を見て生きていくべき。」と僕は理解した。
確かにヨーロッパなどでは、社会的な要因もあるが、
金儲け、仕事が中心の生き方をしている人は少ないような気がする。
世界で金儲けに走っているのは、ユダヤ人、アラブ人、中国人、そして日本人。
今は旅して遊んでいるが、僕もそうだ。
もちろん仕事をするのは楽しい、
だけど金儲けは人生の目的ではない。
目的はより充実した毎日を人に迷惑をかけず過ごすことだ。
Nepal(ネパール)の状況と日本では全く違うが、
旅している人、自国を離れ他国に移り住んだ人の話を聞くと、
色々考えさせられる。
僕は30歳を目前にして人生というものに覚悟がない。
色々、迷っている。
今回の旅の目的はVietnam(ベトナム)に行くことだが、
それすらどうなるのか予想もつかない。
人生に悩むには遅すぎかもしれない。
2010年、今年決めごとは、「自分で判断して、自分で行動する」。
唯一これだけは徹したいと思う。
話はKathmandu(カトマンズ)に戻すが、
約3週間の滞在の感想としては、
3週間は長過ぎる、意外と物価が高い、娯楽がないが、意外と便利。
なので悩める僕に大量な時間があり、色々考えることが出来た。
最初の10日間は色々と小物を買ったり、レストランを巡りお金を使い楽しみもあったが、
残りの10日間は毎日、朝からWifiサービスのあるカフェで昼過ぎまでコーヒー片手に、
PCいじくって、昼飯は決まって菓子パン、夕飯は10個30Rsの蒸したてモモと食パン2枚の生活が、
出来上がっていた。
ちなみにNepal(ネパール)で売っているヘンプ素材や綿製品の衣類やガラス細工のアクセサリーは
本当に面白い。
東南アジアの国々やインドとはまた変わった趣向があるし、それらは破格の安さだった。
裁縫技術など、手先が器用なのはすぐ理解できた。
僕はガラスのトップが付いたヘンプのネックレスとTシャツを買った。
価格は日本の1/10以下。
人への土産ではないです。(スミマセン。)
カフェなんかで各国のバイヤーが本国の社と連絡を取っている光景を目の当たりにする。
観光とリテール・ビジネスがこの国を支えているのは間違いない。
結局、体調不良が重なり、エベレスト行きは断念したが、
またチャンスがあれば、是非行ってみたいと思う。
次に向かう先はBangkok(バンコク)だが、大変楽しみだ。
India(インド)、Nepal(ネパール)を旅し、
都会育ちの僕は文明に飢えているし、
おそらくIndia(インド)で出会った連中の何人かに会うだろう。
Kathmandu(カトマンズ)で部屋をシェアしたユウヤ君も僕より一日早くBnagkok入り、
また3年前にBangkok(バンコク)Kaosan Rd.(カオサン・ロード)で知合い、
Cambodia(カンボジア)SiemRiap(シェムリアップ)でも仲良くしてもらったタカさんと再会予定、
僕が20代前半の頃世話になった英会話の
家庭教師ダニエルもBangkok在住で家に招待されていて再会予定、
またIndia(インド)Varanasi(ヴァーラーナシー)で一ヶ月間一緒にダラけ尽くしたリュウタロウ君も
2月前半にBangkok入の予定だ。
Bangkok行くのに、こんなに楽しみなのは初めての時以来。
節約もあるが、ほぼ旅の締めになるだろうから、
楽しみたいと思ってます。
バンコクに続く