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2010年1月8日金曜日

2009年11月7日-2009年11月9日-KANYAKUMARI INDIA

早朝、Kanyakumari(カニヤクーマリ)に向かう列車の中で

目を覚まし窓の外に目をやると、
物凄い数の巨大な風力発電機が並び、しっかり稼働している。

風力発電機で思い出すのが、
数か月前まで働いていた仙丈ケ岳だ。
頂上直下にある仙丈小屋にもかなり小ぶりだが風力発電機がある。
話によれば風力発電機は設置も維持にもコストが大変掛かるらしい。
特に蓄電用のバッテリーは高価で、更に現在の技術を持ってしても3年が寿命らしい。

そんな物が、世界最大の貧民を抱えるインドの南の果てで林立し
稼働している光景は不思議だった。

極貧生活を送るインド国民は3億5000万人以上と言われていて、
貧困層の75%は農村部に暮らし、
残る大多数は都市部のスラムに住んでいるとのこと。
平均賃金が約$700で、全人口の40%は1日$1以下で暮らしている。
そんな状況でいくら電力発電を行っても、あきらかに非効率だ。
政治のことはよくわからないが、
僕が知っている国の栄え方とは大きく順序が違う。

そんなことを考えながらKanyakumari(カニヤクーマリ)に到着したのは午前7時。
既にオートリクシャーのドライバー達が待ち構えていたが、
全て無視し、バーザール周辺まで宿探し。
あらかじめ調べておいた宿数件、全て部屋はあったが時期的なものか値段が高い。
仕方ないので、より汚い感じの宿を周り何とか200Rsで部屋を確保。
シャワーを浴びて、岬の先を散策した。
ここはベンガル湾とインド洋とアラビア海が出合うところで、
聖なる海?で沐浴する巡礼者が沢山来ていた。
連日の移動で疲れていた僕は感動に及ばなかったが、
まあ、そういう土地だ。

食事はバーザール周辺のHotel Saravana(ホテル・サラヴァーナ)内の
レストランが安くて美味い。いつ行ってもターリーが準備出来ていないのだが、
初めてドーサーを食した。
ドーサーは大き目のクレープのようなもので、
僕のお気に入りはマサーラー・ドーサーだ。
香辛料で味付けしたジャガイモをドーサーで包んでいて、
おかわり自由のダールのスープと野菜のピューレが付いてくる。
量も味付けも値段も僕の旅行には妥当な一品だった。
足りない時はプーリーという薄焼きのパンを頼むのもいい。

ここでもビールを売ってる酒屋はなく、地酒のウィスキーを飲むことになった。
2日目にアーシュラム(修行道場)のゲストハウスに移った。
3人部屋のドミで15Rsとかなり安いが、飲酒、喫煙は固く禁じられているので、
コーラのボトルに残ったウィスキーを足して持ち込んだ。

そんなに長居するようなところでもないので、3日目には出発。
Kerala(ケーララ州)Trivandrum(トリヴァンドラム)に向かった。

トリヴァンドラムに続く

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