Bhubaneswar Station(ブバネーシュワル駅)に列車が入ったのは21時過ぎ、
一般座席の車両に向かうと扉が開かない程、大混雑している。
違う一般座席の車両に行くが、こちらも大混雑。
かろうじて開きかけの扉に行くや、
扉の向こう側に入ってくんなばりに座り込んでいる連中。
乗らないわけにはいかないので、
扉を叩き、デカい声で"一先ず立て!"と叫んだ。
嫌そうな顔つきで立ち上がるインド人どもを気にせず、
80Lのバックパック背負った僕は無理矢理入り込んだ。
座席の方は通路も荷物置きもインド人が詰め込んでいる。
出入口からトイレのデッキ付近ももう入れない位だった。
当然座り込むことすら出来ない状態。
事実この状態で21時間だった。
便所もインド人も臭いし、僕も臭いだろうけど。
やたら密着して俺の肩で寝ようとする奴もおるし、
タバコ吸うために何度も便所に来る奴もおるし。
何度も途中下車しようかと思った。
が、動きが取れない。
途中停車駅では列車に跳ねられて、首と腕がぶっ飛んだ遺体を見るし。
丁寧にもしっかりバラバラの体を並べてあって、片目は飛び出している。
ただでさえ臭い車両に陽にあたった遺体の腐敗臭が風にのって入ってくる。
本当に吐き気がした。
呪われた21時間だった。
ストレス困憊、睡眠不足、極度の披露ながらも
Tamil Nadu(タミル・ナードゥ州)Chennai(チェンナイ)に到着。
ピリピリしながらオートリクシャーを拾って、
Triplicane(トリプリケーン)に向かった。
どの運転手も手数料目当てで宿に連れて行こうとするが、
一切耳を貸さず、
目的のParadise Guest House(パラダイス・ゲスト・ハウス)に着いた。
広く清潔な部屋は専用バスルームにダブルベットとケーブルTV付きで300Rs。
特別、長居する必要すらない都市だと思うが、
ともかく地獄の21時間の後だったので3泊することにした。
到着した日は、シャワーだけ浴びて熟睡した。
もう長時間の一般座席に懲りたので、外国人専用枠を設けてる窓口で
Kanyakumari(カニヤクーマリ)までのエアコンなし寝台を翌朝購入しに行った。
無事、予約も取れたし、気分転換に飯でもと、
レストランで昼からターリーを食べた。
相変わらず強烈に満腹になったけど、ろくに飯も食ってなかったので幸せを感じた。
この時点で、僕が知っていて実際に食したインド料理のメニューは
ターリーのみだった。
色々聞くのも面倒だし、
あらかじめ調べておいても実際メニューを読んでも忘れてるし。
何せ、ターリーはおかずも米もおかわり出来る上に安い。
但し、本当に強烈に満腹になる。
本当に見所のない町だが、唯一Marina Beach(マリナ・ビーチ)は
朝夕に行くと綺麗なところだった。
すっかり元気になり、
いよいよインドの地の果てKanyakumari(カニヤクーマリ)に向かうのだけど、
コルカタからインドの東部を南下してきて、
落ち着けたのはPuri(プリー)だけだった。
カニヤクーマリに続く
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