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2009年10月5日月曜日
9月18日-登山日記
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両俣小屋6時30分発 馬ノ背ヒュッテ14時00分着
今回の南アルプス縦走もこの日が最終。
ここで下手打つわけにはいかないのだ。
一つ気がついたことがあって、
僕の場合、体よりハートの方が先に悲鳴をあげだす。
この数日でそれがよくわかった。
体の方だって当然しんどくなるが、
そこは鞭を打たずとも、先に進まなければ、
ゆっくり休むことすらできない場所にいることが多いので、
イヤでも進むことになる。
だけど、ハートの方は、
幾度も「僕は何の為に歩いているのか?」と自問自答したことか。
この日は朝から気が締まっていた。
稜線、尾根をだらだらと進むわけだが、
目の前でどんどん近く迫る仙丈ヶ岳のピークを拝みつつ、
あっという間に標高差1000m上がりきった。
天気も快晴の昼下がり、珍しくピークからは白山まで見れた。
昨日、仕入れたワンカップ酒で達成に酔いしれた。
ここから、ゴールの馬ノ背ヒュッテまでは、
8月31日まで働いていたのでデカイお庭の散歩のようなものだ。
従業員の皆に会えるということでテンションが再び上がる。
小屋まで50m位のところで、
便所から戻ってくる今年で6年目の従業員の柴田君に気がつかれた。
そしてボスの川端さんにお出迎え頂いた。
2週間ぶりの再会だが、帰って来たという安息感がたまらなかった。
何分か小屋前で喋ったが、
あまりのテンションの上がり方で、
僕も自分で何を言っているかわからなかった。
落ち着いて、部屋に入ると、
自分から放たれる強烈な臭いに皆が気がついて、
とりあえず、体の汚れを流すことに。
翌日からは仕事だ。当初9月19日から9月23日までの予定だったが、
9月26日が最も繁忙な為、期間変更で27日下山となる。
5泊6日の縦走も無事やり遂げた。
先ほどの話の続きだが、
「何の為に歩いているのか?」
または「なぜ山に登るのか?」的な僕の結論。
落ち着いて考えた結果、
登山をする人口は何万人といるが、
登山をする動機というのは各々が違う、
もちろん僕のように単独行が好きな人も多くいるので、
各々で違う動機がある。
試されていない登山スタイルの確立を目指したり、
山を独り占めしようとしたり、
自らの力量を恃みとして極限の冬山に入ったり。
僕がどれに該当するのかは、はっきり言ってわからないが、
遭遇する全ての事態に自らの技量と責任で向かい合うこと。
ゆっくり歩調であれば、多くを感じれる。
一歩を踏み出せば、生きている実感が湧く。
と、言う結論に達した。
はっちゃけた僕だが、
自己成長の追求とは思っている。
世界の多極化が進んでいる中、
国も皆も僕も、色々な面倒なことに振り回される世の中であるけど、
僕等各々が強くなれば、
少なくとも今感じる面倒とは無縁になれることの方が多いのではないかと思う。
その為の一つの手段として
僕の場合は登山をする。
もちろん、山には素晴らしい景色も、独特の雰囲気を楽しめる材料が沢山ある。
こんなくだりで
山に興味を持った方がいらしたら、
是非、最初は南アルプスの仙丈ヶ岳にどうぞ!
泊まりは馬ノ背ヒュッテへ!(小屋の営業期間は7月初旬~10月中旬まで要予約です)
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